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ロイヤルコペンハーゲンの2021年版イヤープレート
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、デンマークでは今でもクリスマスプレートと言われています。
2021年は11月1日あたりで発表されることが多く、2023年の1月まで(在庫がなくなれば終了)手に入れることができます。
2021年11月時点で2020年のイヤープレートもまだ手に入れることができますので、2020年のプレートも気になる方は手に入れましょう。
2021年のイヤープレートは、ウィンターインザガーデン (Winter in the garden)というタイトルで発表されました。
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートはその年の特徴や時代背景を反映していることも多く、1908年からの歴史をさかのぼるととても興味深いです。発売当初は聖書などを参考にデザインされていたり、戦時中はちょっと暗めのデザインがされていたりと、見ているだけでも歴史を感じることができますね。
ロイヤルコペンハーゲンの公式サイトでは一覧で見ることができますので、見てみたい方はチェックしてみましょう。
2021年版イヤープレートのデザイン
ロイヤルコペンハーゲンの2021年のイヤープレートは、「WINTER IN THE GARDEN」、ウィンターインザガーデンというタイトルがつけられました。簡単に日本語にすると、「庭の冬」といったところでしょうか。アラン・ターキルセンによるデザインです。
デザイン自体はロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートの歴史にもよく登場する鳥と樹木のデザインです。樹木は白樺、小鳥はミソサザエという鳥です。ミソサザエは日本では高山、標高1500メートル以上の高地で見られる鳥ですね。
デンマークの冬、雪の積もった広いお庭にて、そのミソサザエのグループの様子が描かれています。餌台に乗って、入っているであろう餌をついばんでいる一羽のミソサザエ。餌台から落ちた餌をついばんでいるのでしょうか、餌台の周りの地面にいる数羽。白樺の枝にとまって遠巻きに様子をうかがう数羽。合わせて十羽以上のミソサザエが描かれているでしょうか。
2021年版イヤープレートの編集部の印象
2020年の11月発売のこちらのプレートですが、2020年の一番の出来事は新型コロナウイルスが世界にパンデミックをもたらしたことです。また2020年には東京オリンピックが予定されていましたが、そのオリンピックも延期となり、人が集まるイベントごとはほとんど中止になってしまった年です。
2020年11月時点で、いまだにそのウイルスは世界中で、特にロイヤルコペンハーゲンの本拠地もあるヨーロッパを中心に問題となり、終息が見えない状態と言えます。
この記事を書いている2020年11月時点ではみんなの記憶に新しいですので、あえて書くこともないのですが、何十年も未来には、もしかしたら現時点ではまだ生まれていないような人々がこの記事を読むかもしれませんので、時代背景を記載しておきます。
2021年のイヤープレートは、まず人物が描かれていないことが特徴です。動物は小さな小鳥、人工物はエサ台と庭の柵だけですね。2020年のイヤープレートは人物はなかったものの、動物は大きく描かれたフクロウ、人工物は有名な教会などでした。過去のイヤープレートと見比べてみても、人物が描かれておらず、動物は小鳥のみ、人工物も小さなものだけで、静かな風景という印象を受けます。是非見比べてみてくださいね。
以上はあくまで編集部が独自に感じた勝手な印象ですので、ご参考まで。
色々なイヤープレートを見返していると、あの年にはあんなことがあったなとか、過去のことを思い返したり、自分の思い出を紐解くきっかけになったりするものですね。メモリアルプレートとしての役割も十分に果たすロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは素敵なコレクションになるでしょう。
ロイヤルコペンハーゲンの2021年版イヤープレートと似ているプレート
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは2021年で113枚目という、長い歴史を持っています。もちろんその中には雰囲気の似ているプレートなどがありますので、2021年のプレートにはどのプレートがよく似ているのかを見てみました。
今年のプレートは過去にもあまり似ていると感じられるプレートがありませんでした。一応、鳥が複数描かれているという意味で2006年のイヤープレートと少し似ているかなあという程度ですが、雰囲気はだいぶ違いますね。
2006年版イヤープレート
ロイヤルコペンハーゲンの2006年のイヤープレートは、デンマークの国鳥である白鳥が複数、大きく描かれたプレートです。2021年のイヤープレートとは鳥が複数という点と、自然の中で人工物が小さく描かれている点が少し似ていますね。遠くに世界遺産のクロンボー城がモチーフとして描かれています。
よく似ていると言う訳ではありませんが、しいて言うとということで2006年のプレートを選んでみました。