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バカラのグラス、2021年のイヤータンブラー(年号グラス)、ティアラ
バカラの2021年のイヤータンブラー、「ティアラ」は2010年から始まったバカラのイヤータンブラーのひとつです。
1年に1つずつリリースを続けて、2021年で12番目のシリーズに当たります。
バカラのイヤータンブラー、年号グラスに関しては、以下の記事ですべて確認することができます。
こちらでは2021年のバカラのイヤーグラス、ティアラについて詳しく解説してまいりましょう。
シリーズ名の由来
バカラの2021年のイヤータンブラーのシリーズ名は「ティアラ」になります。
ティアラと言えば広義のクラウン、冠の一種ですね。結婚式などで礼装に用いられる頭飾りの一種で、身に着けたことのある方もいらっしゃるでしょうし、結婚式では花嫁さんがつけているのを見たことがあるかもしれませんね。
上の写真はバカラの2021年のティアラをほぼ真横から見た写真ですが、確かにティアラのように見えます。カットがグラスの下半分にぎっしりと入っており、特に一番下の部分はカットがいくつか重なる用に施されているのが分かります。この重なるようにカットされた部分が特にキラキラと、ティアラに沢山埋め込まれた宝石が輝くような光を放っている美しいグラスですね。
バカラのイヤータンブラーは、2020年はブラーヴァ (喝采という意味)。2019年はヴィータ(人生という意味)など抽象的なネーミングのシリーズをリリースしてきました。
2021年は、グラスを横から見たらティアラの形に見えるから「ティアラ」というシンプルで見た目からの由来の要素が強いネーミングですね。2017年のフィオラ(花という意味)も横や斜め上から見るとお花が開いているように見えたので、それ以来の見た目からのネーミングかもしれませんね。
デザインの特徴・価格
2021年のバカラのイヤーグラスであるティアラの特徴は、歴代11種類のイヤータンブラーの中でも最もカットの数が多いというところでしょうか。バカラのグラスは一般的に、カットの数が多ければ多いほど製造の際の工数が多くなりますから、価格が上がるという傾向がありますので、カット数が増えているのに2020年と比べて価格が据え置きというのはお買い得と言えます。
2021年の発売価格も、2020年と同じ、7150円(税込)となっていますのでバカラのグラスの中ではお手頃なグラスです。イヤーグラスはバカラの中ではエントリーモデル、入門編のようなグラスと言ってもよいでしょう。
なぜ、安いのか気になりますか?もちろん理由はあります。こちらで詳しく解説していますのでご参考まで。
グラスの使い方、似合う飲み物など
バカラのティアラはカット数が多く、きらめきの強いグラスですから、透明な飲み物を入れると光の屈折や反射がさらに生まれ、さらに揺らぎなども加わることで、不規則な揺らめくような光のダンスを楽しむことができます。氷をたくさん入れることでさらに光の反射や屈折が生まれますので、ロックグラスなので当然ではありますが、ウイスキーのオンザロックなどはティアラのグラスにはぴったりの飲み物と言えるでしょう。
もちろん氷を入れなくてもカット数の多いティアラですから十分にバカラの煌めきを堪能することができます。普段のお水やお茶から、フレッシュジュース、ビールを注いでも空間ごと豊かにしてくれるでしょう。
バカラのグラスをどんどん使うのはちょっと、という方も、これだけカットの多く入ったグラスですから、飾っておくだけでも絵になるグラスです。目につくところに飾ってみるのも素敵な使い方ですね。
バカラのグラスでティアラに似ているシリーズとは
バカラの2021年のイヤーグラスであるティアラと似ているグラスを3種類ここでは紹介したいと思います。
3種類のうち2種類は同じイヤーグラスですね。2019年のヴィータ。2015年のローザです。この2種類とセットにして、少しづつ違うデザインを楽しんだり、それぞれ誰のグラスかを決めて使うというのも便利かもしれませんね。2019年のヴィータをご紹介するときにも言いましたが、2019年のヴィータと2015年のローザは本当に似ています。写真で比較できますので以下で見比べてみてくださいね。
デザインが似ているシリーズ、2019年のヴィータ
バカラの2021年のイヤーグラスであるティアラと似ているグラス、ひとつめは2年前の2019年のイヤーグラスであるヴィータですね。
いかがでしょうか、説明するまでもなく、写真を見た感じ、とても似ていると感じる方が多いのではないでしょうか。
「え、どこが違うの?」という心の声もちらほら聞こえてきそうですが、グラスの接地面の近くのカットが主に違います。
2019年のカットはグラスの縦方向のカットのみが互い違いに入っていて、グラスを一周しているイメージですね。
2021年のカットはグラスの真ん中あたりに縦のカットが、グラス下部にはうろこ状のカットが入っているようなイメージになります。
カット数は2021年のほうが多く、よく見ると細工が細かく見えるのですが、パット見た感じは非常に似ていますね。
2019年のヴィータに関してはこちらで詳しくご紹介しています。
デザインが似ているシリーズ、2015年のローザ
バカラの2021年のイヤーグラスであるティアラと似ているグラス、ふたつめは6年前のイヤーグラスである、ローザになります。
実は2019年のヴィータが出たときにも一瞬、2015年のこちらのローザと見分けがつかなかったのです。。。
ということで、当然2021年のグラスも2015年のこのローザと似ているということになりますね。
2021年、2019年、2015年の3種類のグラスはまさに3兄弟のようなイヤーグラスと言えるかもしれませんね。
2015年のローザについてはこちらで詳しく解説しています。
なぜこんなに似ているグラスが出るのかなあと編集部が邪推すると、
イヤーグラスはバカラの中では低価格なグラスですので、デザインのバリエーションにもちょっと限界があるのかなあと考えてしまいます。
ただまだ12種類目ですし、2017年のルチアのようにちょっと独創的な楕円のカットのグラスの出たりしているので、まだまだ今後に期待できるバカラのイヤーグラスですね。
デザインが似ているシリーズ、ピカデリー
バカラの2021年のイヤーグラスであるティアラと似ているグラス、最後は伝統あるバカラのピカデリーというシリーズですね。
カットの形はもしかするとこのピカデリーが一番似ているかもしれませんね。
ただこちらのピカデリーはイヤーグラスとは比べ物にならない、ティアラなどのイヤーグラス数個分くらいのお値段がしますし、ちょっとピカデリーに失礼かもしれませんが、ぱっと見が似ているというだけのことでここではご紹介させていただきます。
バカラのピカデリーがお好きな方、所有しておられる方は気を悪くされないでくださいね。
グラス下部にに複雑なキラキラと輝くカットが施され、グラス中部に縦のカットが施されているという意味で、やはり似ているなあと感じます。
ただ伝統あるピカデリーのためにフォローしておくと、ピカデリーはバカラの優秀な職人たちが手作業で歴史的に作り続けてきたグラスです。
本物のバカラ、バカラの技術を感じるのであればピカデリー。一択です。
編集部ならピカデリーとティアラを並べて展示して、どちらが値段が高いでしょうゲームをして楽しむかもしれませんね。
またここに紹介しているのはピカデリーのロックグラスですが、ピカデリーにはワイングラスやシャンパングラスをはじめ様々なバリエーションがあります。
ティアラなどイヤーグラスは、ロックグラスなどのコップ型グラスしか出ないことが多いですので、ワイングラスなどが欲しい方はピカデリーも見てみましょう。
廃盤品ですので、バカラのお店でたまにやっているリプロダクション品の販売を探すか、アンティークショップ等で見つけるしかありません。
しかしながら現存数の多い有名なシリーズですので、見つけることはそんなに難しくはないでしょう。
バカラのグラス2021、ティアラに込められた思いとは
The YEAR 2021
光にきらめくカットは、宝石をちりばめた
ティアラ(頭飾り)を表現しています。
祝福や賞賛、神聖な誓いのシンボルとなる
ティアラの輝きと意味をクリスタルに込めました。
グラスの底に刻まれた「2021」の刻印。
輝かしい門出や記念日に、人生の大切な瞬間を
祝福するタンブラーです。
2020年は色々と世界的に大変な年でしたが、2021年はいい年になりますようにという願いがこもっているような、素敵なキラキラと輝くグラスですね。
ティアラというと冠ですから、編集部は「一番」、「王様、王女様」というイメージを膨らませてしまいます。
2020年は中止になった東京オリンピックも、2020年末時点では行われるかどうかわかりません、という状況ですが、
2021年は行われて、ティアラ、ではないですがメダルがたくさん、とれるといいですね。
日本限定の2021年のイヤーグラス、ティアラは2021年がメモリアルイヤーとなる方には特におすすめ、ギフトとしてももちろん喜ばれるでしょう。
繰り返しになりますが、イヤーグラスの中ではバカラらしいキラキラが強く感じられるティアラ。おすすめのイヤーグラスです。
ティアラを探したい方は2021年末までであれば、バカラのお店でも見つけられるでしょうし、廃盤後でも楽天市場やアンティーク店などで見つけられるでしょう。
バカラのティアラ、ロックグラス写真ギャラリー
ティアラを探したい方は以下が便利です。