バカラのグラスで上質なウイスキーを。
世界最高級のクリスタル品質を誇るバカラのグラスでウイスキーを楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。
最大限にウイスキーを楽しめるのはロックグラスでしょう。ロックグラスの「ロック」はもちろん「オン・ザ・ロック」が名前の由来ですから、グラスと氷が奏でる素敵なハーモニーと共に楽しみましょう。
今回はなぜバカラが選ばれるのか、ロックグラスはどう選ぶのか、どんな種類があるのかなどを、プロがご紹介いたします。
自分の好みに合ったお気に入りを見つけて頂けると嬉しく思います。
上品でおいしいウイスキー、バカラのロックグラスで最大限に楽しみましょう。
すぐにロックグラスの一覧が見たい方はこちらでどうぞ。
目次
バカラのグラスがウイスキーを楽しむために選ばれる理由3つ
世の中には多くのガラス・クリスタルメーカーがありますが、数ある中でもウイスキー用にはバカラのロックグラスが特に人気で、おすすめという理由が大きく3つあります。なぜバカラのロックグラスが選ばれるのか、その特徴から選ばれる理由を3つ、詳しくご紹介いたしましょう。
抜群に高品質なバカラのクリスタル
バカラ社の作り出すクリスタルには酸化鉛が多く含まれており、フルレッドクリスタルと呼ばれています。フルレッドクリスタルは酸化鉛の含有率が30%以上、密度が3.00g/cm3以上のものを指します。
酸化鉛が多く含まれるほど、ガラスの透明度、反射率、屈折率が高まり、キラキラときらめきます。また密度も高いので重厚感を楽しむことができます。
お好きなウイスキーをゆっくりとオンザロックで上質な時間を楽しむ。
上品なウイスキーにぴったりなのが、バカラのロックグラスです。
バカラのロックグラスと氷が奏でるハーモニー
バカラのグラスは、フルレッドクリスタルなので、指ではじくなどすると「キーン」と美しい音が、グラスによっては10秒以上響きます。
ウイスキーをロックグラスで飲むときに、自然とグラスと氷が接触し、CMでもよく聞くようなカランカランという心地の良い音が響きます。
一度その音色を聞くと病みつきになるという方も多いのです。優雅なひと時にふさわしいハーモニーをお楽しみください。
手作りのバカラの奥深さ
バカラのロックグラスは基本的にハンドメイド、一流の職人の手作りで作られています。
機械作りグラスとは違い、グラスのカットの部分やクリスタルの厚みなど、一つ一つ個性があったり、ゆがみがあったりしてみているだけでも楽しいものです。
ウイスキーを注ぐと、ハンドメイドの温かみや、グラスの小さな個性によって、ゆらゆらとウイスキーが光に揺らめいて、不思議に美しく落ち着いた空間を演出してくれている気がするものです。
バカラのグラスでウイスキーを。ロックグラスを選ぶときに、見るべきポイントとは
自分にぴったりのグラスを選ぶときに、何を基準に選ぶのか、見るべきポイントが明確にわかっているという方は少ないのではないでしょうか。
たくさんの種類がありますので、もちろんそれぞれに個性があります。
以下に見るべきポイントをご紹介しますので、自分に合ったグラスを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
サイズ、容量、重量は自分に合ったものを選ぶ
大切なことは手になじむかどうか。特に手の小さな方はロックグラスも小さくて軽いものがおすすめです。お手元のグラスなどで持ちやすいグラスの直径や、ウイスキーを入れたときに重たすぎないかを確認しておきましょう。
バカラのロックグラスはサイズが何種類かあるシリーズもありますので、ご自身の手になじむ、適度な容量のグラスを手に入れましょう。
せっかくのウイスキータイムなのに、グラスの重さが気になってしまうようではもったいないですね。
飲み口の薄いロックグラスが好きか、厚いものが好きか
飲み口の薄さも選ぶポイントの一つです。飲み口の薄いグラスは口当たりもよく、ウイスキーの旨味を感じやすいと言われています。ただし薄いと大きな丸い氷を入れるときに割ってしまうリスクなども出てきます。
飲み口の厚めのグラスは、グラスに重厚感や存在感を求める方におすすめです。また大きな丸い氷を入れるときにも氷とグラスがぶつかって割れてしまうようなリスクも少なくなります。
自分好みのデザインで選ぶ。カットとエッチングとは
カット加工されたグラス
カット(カッティング)とは文字通り、グラスに切れ込みを入れることです。グラスにカットを施すことで、グラスに大きな凹凸が生まれ、光をキラキラと反射します。またカットをしてもクリスタルが透明度を失うことはなく、ウイスキーの揺らめきや輝きをしっかりと感じることができます。
カットが鋭く、深くカットされていれば、凹凸も激しく、どちらかというと男性的なグラスになります。カットが浅かったり、丸くカットされているようなグラスだと、柔らかく女性的なグラスになります。以下に例を示しますのでよくわかるのではないでしょうか。
エッチング加工されたグラス
エッチングとは酸腐食によってグラス表面に文様を描く技法で、エッチングが施された部分は少し白っぽくなるとともに、浅い凹凸ができます。それを利用して文様を描くのがエッチングです。
エッチンググラスはカットグラスに比べると柔らかな印象を受けますし、光の反射も柔らかく広がるイメージです。
カットもエッチングも施さないグラス
どちらの加工も施していないグラスもあります。シンプルですっきりとした印象になりますし、食事などと組み合わせる場合など、場所を選ばず活躍してくれるグラスが多いでしょう。また男性にも女性にもおすすめです。
また逆にカットもエッチングも施されているグラスもありますが、両方の特性を持っているとお考え下さい。
豪華な金彩のロックグラス
バカラのロックグラスの中には金彩を施されたグラスがあります。
金彩によって豪華に見えますし、存在感もぐっと増します。金彩のグラスはバカラの中でもお値段の張るものですので、金彩は一つのステータスといってもよいでしょう。もちろん上質なウイスキーと合わせることで、贅沢な雰囲気を最大限に演出できます。
ウイスキーにおすすめのバカラのロックグラスを厳選してご紹介
ウイスキーにピッタリのバカラのロックグラスはどのような種類があるのでしょうか。人気のグラス、お手頃なグラス、高級なグラスと順にご紹介いたします。
ウイスキー用に人気のあるバカラのロックグラス
アルクール
王道のバカラの中でも王道のグラス、アルクールのロックグラスです。シンプルなフラットカット、重厚感がウイスキーにピッタリとマッチします。カットは非常に深くウイスキーを入れたアルクールのロックグラスはキラキラと光を放ちます。
なんと1825年に原型ができ、1841年に今の形ができたという、伝統あるバカラでウイスキーを楽しむのはいかがでしょう。プレゼントなどにもおすすめです。
マッセナ
1980年の登場以降、世界的に大人気となったバカラのマッセナのロックグラス。大胆なカットがグラス底部から施され、炎が揺らめくようなデザインのロックグラスです。こちらもバカラの中でも定番で大人気、傑作ロックグラスでウイスキーを楽しむことができます。
マッセナシリーズは「マッセナ陸軍元帥」に由来します。彼はナポレオンに「勝利の申し子」と言われた存在です。カットの深さ、長さが特徴的でバカラのロックグラスの中でもひときわキラキラと輝くグラスと申し上げてよいでしょう。
ハーモニー
シンプルで、荘厳という言葉が当てはまるでしょうか。上から下までまっすぐなカットが特徴の、どちらかというと男性的な、ウイスキーのロックがこの上なく似合うグラスの一つと言える、バカラのハーモニーのロックグラスです。こちらも国内外問わず、世界的に大人気です。
バカラのハーモニーのロックグラスでウイスキーのオン・ザ・ロックが出てきた時のことを想像してみてください。カットの太さが均一で、すべて直線のカットですから、全体として非常に統一感のある、洗練された美観となることが想像できるのではないでしょうか。
アルルカン
縦横のカットが美しい、バカラのアルルカンのロックグラスです。バーなどで見かけることもあるグラスで、場所を選ばず溶け込むことができるグラスです。もちろんウイスキーとも抜群の相性で、正統派のカッコよさ、とでも表現したくなるバカラらしいロックグラスです。
アルルカンのロックグラスもカットがシンプルなほうではありますが、縦と横のカットだけですので、ウイスキーのロックがアルルカン出てくると、統一感のあるまとまった印象を受けます。落ち着いた大人のグラスといったところでしょう。
ウイスキーを楽しめるお手頃なバカラのロックグラス
シャトー
ウイスキーやワイン、ブランデーなどの香りを存分に味わえる形状を研究して作られたというバカラのシャトーのロックグラス。研究の成果でしょうか、ロックグラスには珍しく飲み口のすぼまった形状で、ウイスキーの香りもうまく閉じ込めて香りを楽しみながら楽しめそうなグラスです。
香りのあるお酒にはバカラのシャトーシリーズは人気がありますので、ロックグラスでありながら、ウイスキーだけでなくワインやブランデーを注いでも楽しむことができるでしょう。ただし形状的に大きな丸氷は入れにくいですね。クリスタルが薄手に作られていますので、もちろん飲み口はとても良いグラスですが、取り扱いには繊細さが求められます。
ベガ
シンプル・イズ・ザ・ベストという名前を付けたくなる、バカラのベガのロックグラスです。シンプルなのが好きだけど、カットが全くないのは味気ない。そんな貴方にピッタリのグラスではないでしょうか。お手頃ながらカットがしっかりと入ったグラスです。
口元が広がっており、ある程度のクリスタルの厚みもありますので、バカラのロックグラスと大きな丸氷でウイスキーのロックを楽しみたい場合にはおすすめのグラスの1つとなってきます。以下に紹介するイヤータンブラーも口元が広がっていて、ある程度クリスタルの厚みもありますしバカラの中ではお手頃ですので、こちらのベガのロックグラスと合わせて、自分が好きなデザインのグラスをチョイスするのもよいかもしれません。
フィオラ
2018年のイヤータンブラー、バカラのフィオラのロックグラス。バカラの年号入りのロックグラスの2018年版。お手頃ながら、花のようなカットが施されたロックグラスです。フィオラはイタリア語で花を意味します。フィレンツェは「花の都」を意味します。ウイスキーにもぴったりでしょう。
ルチア
2017年のイヤータンブラー、バカラのルチアのロックグラス。2017年版のイヤータンブラーです。珍しい楕円のカットが施されており、曲線のカットですので、光の反射が柔らかく特徴的です。男性にも女性にもおすすめできる、ウイスキー用グラスとして活躍します。
イヤータンブラー(年号グラス)について詳しくは以下をご覧ください。
バカラの中でも高級なロックグラスでウイスキーを楽しむ
エンパイア(アルクール金彩)
バカラのエンパイアのロックグラス。先にご紹介したアルクールに金彩を施した豪華なシリーズ。ウイスキーにはもちろんぴったり、豪華さをプラスして楽しみたい、ギフトとしてインパクトを出したいといったニーズに間違いなく答えてくれるグラスです。
エンパイアはその名の通り、バカラの中でもある種皇帝のような位置づけです。元の形はアルクールですから、バカラで最も歴史があるといってもよい中心的シリーズのアルクールに豪華な金彩を施していることからも、バカラがいかにこのエンパイアを大切にしているのかが伝わってまいります。
コンコルド
バカラのコンコルドのロックグラス。グラスの上半分がゴールドで彩られた、バカラの中でも高級なグラスです。こちらもインパクト、豪華さ共に抜群です。24金が贅沢に用いられたこちらのグラスがお似合いの方に是非体験していただきたい、また似合う方に贈りたい、そんなグラスです。
リヴォリ
上品な模様が金彩で描かれたバカラのリヴォリのロックグラスです。実は描かれている文様はコンコルドと同じで、金彩の部分が少なく、クリスタルの透明感が感じられる金彩グラスです。こちらもウイスキーには抜群の相性です。
コンコルドと似ているグラスですが、ご自分の感覚にピッタリとくるほうをお選びになって、ウイスキーのロックグラスを最大限にお楽しい頂けると嬉しく思います。
アビス
深海という意味を持つバカラのアビスのロックグラス。アルクールを途中でねじったかのようなデザインが特徴的なグラスです。重厚感は抜群でウイスキーのロックにはぴったりでしょう。アルクールよりも少し工数が多いでしょうから、アルクールよりも少し高めの価格設定となっているようです。
基本的にグラスの価格は「製作に手間がかかっているほど高額」ですから、このアビスのように複雑な形状のグラスは高額になりやすいです。バカラのロックグラスを「かかっている手間」という物差しで見てみるのも面白いですね。
お気に入りのロックグラスは見つかりましたか
さらにロックグラスを探したい場合は以下が便利ではないでしょうか。
普段使いに。ヴィンテージ、アンティーク、中古をメインに扱うおすすめショップでバカラのロックグラスを探してみましょう。在庫があれば、上でご紹介したグラスもお手頃価格で手に入るかもしれません。
ウイスキーをバカラのロックグラスで楽しむには氷も大切
最後に、ウイスキーをバカラのグラスで、オン・ザ・ロックで楽しむときには、氷も大切ですね。アイスピックを使って、氷の塊からバーテンダーのように丸く削り出すのも素敵ですが、家庭では。。。少し難しいですね。
丸氷作成グッズや、丸氷自体が売っていますので、一度お試しになるのもよいのではないでしょうか。
様々な丸氷関連グッズはこちらからどうぞ。
いかがでしたでしょうか。是非お気に入りのバカラのロックグラスで素敵なウイスキーを、体験してみてください。