バカラのグラスで、ウイスキー、ジン、ウォッカ、リキュール類のお酒を楽しむ時には、ショットグラスやリキュールグラスを使うのが定番です。
ショットグラスは「ストレートグラス」とも言われますので、文字通りストレート用のグラスです。バカラのショットグラス、リキュールグラスにはどのようなグラスがあるのかという一覧をまず見たいという方は以下をご参照ください。


ここではバカラのグラスでストレートの様々なお酒を楽しむときに、どのようなグラスがぴったりなのかをプロの意見やバカラの販売店のオーナーへのヒアリング等から編集部が独自にまとめた結果をご紹介いたします。
目次
バカラでお酒をストレートで飲むときは、どんなグラスを使うの?
ストレート用のバカラのグラスはどのようなものがあるのでしょうか。基本的には2種類と考えてもらってもよいでしょう。ショットグラスとリキュールグラスになります。
ショットグラス

バカラ タリランド ショットグラス 高さ6.5cm


バカラ リシュリュー ショットグラス 高さ5cm
ショットグラスは別名ストレートグラスというくらいですから、ウイスキーやテキーラ、ウォッカなどをストレートで楽しむ際に用いられるグラスです。普通のサイズの氷が入る大きさでもないのでグラス自体を冷やしてそこにお酒を注いで楽しむことが多いです。
ショットグラスでテキーラというと一気に飲み干すようなイメージがあるかもしれませんが、本来はゆっくりちびちびと本来の味を楽しむのがショットグラスの使い方です。ロシアなどではウォッカをショットグラスに入れて、一気にみんなで飲み干して、飲み終わった後にはグラスを割ってしまうという習慣も見られますが、一部の楽しみ方といえるでしょうし。バカラのグラスはもったいなくてその習慣には使えないはずですね。
ストレートなら別に大きめだけどロックグラスでいい、と思われる方もいるかもしれませんが、ロックグラスですと「ちびちび」飲むというのがやりにくいという点があります。ちょっと傾けるだけでドバっと口の中に入ったりしますね。また量の調整も大雑把になりがちです。思ったよりも量が入っていたりするということです。ショットグラスならば小さいですので、一杯当たりの量が安定すると言うわけです。アルコール度数の高いお酒だと少しの違いでもアルコール量にかなりの違いが出ますから、ストレートにはショットグラスがおすすめでしょう。
リキュールグラス

バカラ コンブール リキュールグラス 高さ7.5cm

バカラ ピカデリー リキュールグラス 高さ8cm

バカラ ローハン リキュールグラス 高さ6cm

リキュールグラスとショットグラスの違いはステムがあるかないかです。ステムなしのコップ型で小さなグラスがショットグラス、ステムありのグラスで小さなグラスがリキュールグラスとイメージでよいでしょう。
そもそもリキュールとは何でしょうか。リキュールはLiqueur、という表記であり、蒸留酒に果実やハーブなどで香味付けをし、砂糖、シロップ、着色料などを添加して作った混成酒です。 Liqour(リカー)とは違います。リカーは蒸留酒のことで、基本的にアルコール度数の高いお酒です。
リキュールグラスは文字通りリキュールを飲むためのグラスです。こちらもサイズが小さく作られていますので、ちびちびとリキュール本来の味をストレートで楽しむという目的に適したグラスです。
ストレートでお酒を楽しむ時の、おすすめのバカラグラスの種類(お酒の種類別)
ウイスキー、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラムなどの蒸留酒
基本的にショットグラスがおすすめです。そもそもショットグラスはウイスキーなどの蒸留酒をストレートで飲むためのグラスですから、まさにウイスキーやジン、ウォッカ、テキーラ、ラムなどを飲むためのグラスがショットグラスです。ただし容量までもそこまで変わらないので、リキュールグラスを使うのも編集部は問題ないと考えています。お好みでお使いになればよいと思います。

リキュール類
文字通りリキュールグラスがおすすめです。リキュールを飲むためのグラスですからリキュールグラスが最適でしょう。リキュールグラスがぴったりのカクテルなどもありますから、そちらに使うこともできますね。もちろんこちらもショットグラスで楽しんでも問題ありませんし、お好みで選ばれるとよいと考えます。
梅酒、果実酒、中国酒(杏露酒など)
これらはリキュールの1種ですが、お召し上がりになる方も多いので別項目にしています。リキュールの1種ですからストレートで楽しむなら、もちろんリキュールグラスがおすすめです。ただし度数は控えめですのでもう少し大きなグラス、白ワイングラスなどを使用してもよいかもしれませんし、リキュールグラスでも大きさはいろいろあるのであった大きさのものを選んでもよいでしょう。
日本酒(冷酒)
日本酒のおちょこ代わりに、ショットグラスやリキュールグラスを使っている飲食店の方もいらっしゃいます。どちらのグラスでもお好みでよいと思います。編集部がバカラ販売店のオーナー様にヒアリングしたところ、ショットグラスを使っているお店も、リキュールグラスを使っているお店もあるそうです。
おちょこ代わりにバカラのグラスなんて素敵ですし、楽しい使い方ですね。日本酒、冷酒におすすめのバカラのグラスはこちらで詳しくまとめております。

ワイン
ワインはもちろんワイングラスがおすすめですが、お酒の弱い方や、ちびちびと楽しみたい方はリキュールグラスでお楽しみになっても良いかもしれません。ワインはアルコール度数は高くありませんので、通常はもう少し大きなサイズのグラス(赤ワイングラス、白ワイングラス)を用いるのが通常ですがお好みであればサイズの小さなリキュールグラスをお使いになればよいでしょう。

バカラのショットグラスやリキュールグラスの注目点
バカラのショットグラスやリキュールグラスをコレクションしている方は多くおられますし、それらのグラスを収集することには人気の理由があります。一つ目は単純に小さいので集めやすい、保管しやすいという点がありますが、それはバカラに限ったことではありません。
バカラのショットグラスやリキュールグラスが評価されている理由の一つに「小さいからこそ技術の高さが感じやすい」という点が挙げられます。例えば同じ模様を大きなワイングラスとリキュールグラスに描くときに、どちらが描きにくく、技術が必要でしょうか。言うまでもなく大きさが小さなリキュールグラスです。リキュールグラスやショットグラスに多くのカットを施すのはとても難しい技術だとされています。
ただ逆に言うと小さなグラスこそがバカラの技術を最も感じやすいグラスだということになります。バカラのショットグラス自体や、リキュールグラス自体にも関心を持っていただけますと編集部としては嬉しく思います。

